【ストラックアウト】岩橋くん、一人ぼっちの戦い【ガムパVol.8】
私が子供のころだったので、それはそれは昔の番組ですけど。
『これが出来たら100万円』とかいう番組だか企画があって、プロとかアマチュアとか色々な人々が簡単にはできるはずのないチャレンジを行い、成功したら100万円貰えるというものでした。その過程を番組内で流すっていう。
岩橋くんが今回の「一発決めたるJ」で挑戦した12球で9つの的を全て射止めるというストラックアウトは、成功したら100万円貰える目玉企画でした。難しいから目玉。
そんなチャレンジに岩橋くんが挑戦すると聞き、正直…ガムシャラスタッフを恨んだ(怒)
「できるはずがない」と最初から決めつけるのもよくないし、何より岩橋くんが超負けず嫌いなので、そういう風に思われるのも嫌だろうから言いたかないが、こんなの全て射抜くのを成功とするのならできるわけがない。
『絶対に失敗して彼はステージで泣く』それを撮影したいんか!?と思ったからです。おこ!!
★★★★ここから下はネタバレです(今週のガムシャラでやるかな?)★★★★
結論として『絶対に失敗して彼はステージで泣く』という私の予想は見事に大当たりしました。
岩橋くんは全部抜きに見事失敗し、神宮寺から託されたジュニアのみんなからの寄せ書きタオルを握りしめ、安井くんの腕に抱かれて号泣…
でも、結果は「失敗」というだけでは収まらなかったんだな。これが。
失敗の一言ではあらわすことができない、感動と、一体感、張り詰めた空気、そして何より『史上最高に盛り上がったガムシャラ』で、岩橋くんのストラックアウトは欠かせないスパイスになったと思う。
このガムパが異常なまでに盛り上がった原因としてはウチワなしで頑張るしかなかったことと、短い時間の中で落ち込んだり泣いたり笑ったり叫んだり色んな事が起きたことによる一体感が強いと思うんですよね。
ストラックアウトは、落ち込んだり、泣いたりの部分…
あれがあったから、神宮寺をはじめとするジュニアが、凍りついた会場の空気と、シクシク泣くファン、顔面蒼白になる宮近の気持ちを盛り上げるべく、一丸となって後半戦に立ち向かったんですよね~。※私が単にそう思っただけかもしれないけれど
岩橋くんは超負けず嫌いなので、全部当てる気持ちだっただろうから悔しかったと思うけど。。。一人で最後まで投げ抜いたこと凄く感動した。
過呼吸になるって聞いたし、心配でもあったけど…よくぞ頑張った。っていう。
それくらい、みてるこっちも緊張で倒れそうになるくらい異様な空気の中、岩橋くんは12球のボールを的に放ちつづけたのです。
最終日のことを中心に書きますが、今回のEXシアターの舞台はいつもと少し違う形をとっていました。
ステージから客席の真ん中まで長い花道が作られていて、ストラックアウトではお客さんの頭上にある花道の先から、神宮寺らメンバーが見守る、的のあるステージへ向けて投げるというものでした。
これが、また…緊迫感が凄まじくて。
岩橋くんが可哀想で仕方なかったwwサッカーのPKみたいなもんですよ。
プレッシャーと期待を一身に背負っての一球…太鼓の音が「ドンドン」となり響き、「がんばれー」「負けるなー」と叫ぶファンの声を背に、安井くんが「○球目」と宣言、会場が凍ったように“しーん”とし、岩橋くんの心が決まった時に投球…を、、、これを12回ひたすら繰り返します。
後半の投球になればなるほど、会場は静まり返り、ヘッドセットをつけた岩橋くんの荒い息遣いと自分を鼓舞する独り言が響き、スクリーンには緊張のあまり今にも泣き出しそうな岩橋くんの顔が映る…という。
こんな流れ。
あの、会場がしーーーーーーーーーーん。としている中の、岩橋くんの呼吸音は…本当に色っぽ、、じゃなくて、辛そうで…っていうか過呼吸になりかけで(泣)緊張が伝わってきました。
会場「(しーーーーーーーーん)」
岩橋「はぁ…はぁ…はぁ…」
安井「自分のタイミングでいいよ!大丈夫(ドキドキ)」
岩橋「はぁ…はぁ…はぁ…うっ(泣)」
投球に大切なことをカンペとして書いた左手を見つめる岩橋くん(カワイソウ
萩谷「がんばれー」※地声→ボールボーイにはマイクがない
安井「がんばれ(祈り)」
岩橋「はぁ…はぁ…イケル…デキル、、、イキマス」
投げる。
こんな感じが、毎回。
最後の公演で、私は前方フロアの下手寄りにいたのですが…。
今回のガムパVol8は、今までになかった組み合せでの公演だったこともあり、特にじぐいわとは普段一切関わりのない人々との競演ということもあり、推されの彼らをあまりよく思ってない人たちも結構いたようで。私の目の前にいる二人組みがとてもわかりやすいアンチ岩橋(っていうか、じぐいわ?)的な…方でした。
仕方ないけどさ。
私にも好き嫌いはありますし。
んで、その子たちはじぐいわが歌う度に笑ったり、コソコソ話したり、私としては…
ちょっと待って、ちょっと待って、娘さん(@ラッスンゴレライ)
っていうね。感じだったんですよ。頼むから投球中に笑ったりしないでよ、って気持ちが大きかったかな。
ストラックアウトは公演の中盤、昼公演から続けて入った人も多かったのか、ウチワなしにも慣れた客席は大盛り上がりのままストラックアウトに突入しました。
ガムシャラの番組内でも流れている、ストラックアウト本番までの軌跡をスクリーンで流し、それが終了してから大リーグでおなじみの音楽を背に「GENKI 2」の背番号ユニホームを身に付けた(あれ?カープ女子?って感じの)岩橋くんが登場します。
今までの3公演と同様に、しょっぱなから緊張している岩橋くんは、そのままマウンド…じゃなく、花道の先端、お客さんがぎっしり詰まった位置につきます。
一人ぼっちで…
肩にはジュニアたちに書いてもらった寄せ書きタオルを掛け、「投球する時に大切なこと」として「しんこきゅう」などと書かれた左掌の文字をじっと見つめて心を落ちつかせる岩橋くん。
大・緊・迫!!!
ステージには、下手から、萩谷・真田くん・美勇人・神宮寺がボールボーイ(ボールが転がった時拾う人)として待機。
安井くんが神宮寺の隣で岩橋くんの投球数を宣言します。
最終日は、宮近とあらんちゃんが見学に来ていたんですけど、
宮近は…岩橋くんが登場した時点で緊張しているのか硬い無表情、、そして、顔真っ白。いつもか。※宮近は岩橋くんの母、岩橋くんが先輩に誕生日を祝わってもらえたことが嬉しくて泣くレベル
あらんちゃんは、安定のイケメン。
神宮寺は…
毎回でしたが、岩橋くんを直接見れず、スクリーンに映る岩橋くんをみる始末。※神宮寺の友だちは「神ちゃん、岩橋くんのことみたら自分も泣いちゃいそうだから見れないんだよ~」とかいう始末。
通例どおり投球前は、会場中が岩橋くんに向かって「ガンバレー」「落ち着いて!!」と声をかけてザワザワしています。
最後ということもあり私は緊張で喉がカラカラに…
これまでの3回の挑戦も…半分以上当てられたことは少なく、当たっただけで凄いくらいでした。
何もしてあげられないので、祈るしかないわけですよ。こちらとしては。
投げることができるのは12球ですが、的は9つ、ある程度投げれば全部抜きができるかできないかが判明します。
それでも、12球全部投げなきゃいけないんだよね~。
当たると“しーん”という凍りついた空気の中に“パーーン”って音が響いて、会場もみているジュニアたちも“わっ!!”って一気に盛り上がるんですけど。
当たらないと、その音がしなくて「ああ…」ってなる。
その度に、安井が「大ジョブ大ジョブ!まだあるよ、おしかった」って言ってくれて…
岩橋くんも「オシカッタ…ダイジョブ…イケル」って自分に言い聞かせるように呟いていました。
最終公演での結果は、2枚同時抜きを含む4枚抜き。
最後の12球目で的を射抜くことができず、一番最後も「ああ…」という声が会場から漏れるなか、岩橋くんのたった一人の戦いは、本人としては悔しいであろう結果に終わりました。
戦いが終わって…(MC係のため)花道に近づいた安井が「お疲れ、頑張ったな」と言うと…
緊張の糸が切れたのか、、
絶対そうなると思っていたけど…
岩橋くん、、号泣。
岩橋くん、、みんなに書いてもらった寄せ書きのタオルに顔を埋めながら号泣。
岩橋くん、、安井くんの肩でヨシヨシされながら大号泣。
会場…割とガチで花道周辺ほとんど涙。すすり泣く声。
信じられないことに、私の前にいたアンチじぐいわの「欲望のレイン」で笑っていたヲタクも…
大号泣wwwwしかも手は祈るのポーズになったまま。※私と同じだな
マジか…w
岩橋くんはこういう斬新な技でヲタクを掴む。。
岩橋くんは安井くんに抱きかかえられ、「よく頑張ったよ」と慰められたまま気持ちが落ち着くまでしばらく泣いて、目を上げてから…演説をした。
号泣した後にしっかり演説をする、さすがな岩橋くんwww
岩橋「…毎日頑張ってきたんですけど…努力が足りなかったみたいで…練習でも一度もできなくて…でもこれはぁ、悔し涙ではなくて…(シクシク」※ニュアンス
もう、泣かさないで。
夏祭りブレイクダンス以来2度目のEX男(?)泣き。
会場の空気は…
どんより、、岩橋くんがとっても頑張ったことはみんなわかっているから。
このまま本来は出演者全員でMCに突入するのですが、今回は号泣してる人がいるので…岩橋くんはいったん裏にはけました。
その時、石垣くん、美勇人の前を通ったんですが二人からはよく頑張ったねの頭ポンポンされてました。ありがとう(泣)
神宮寺からも肩をポンとされて、岩橋くんはそのまま舞台裏に駆け抜けていったのです。
想像できる通り、会場の雰囲気は…卒業式でクラス全員が号泣した後、みたいな。
なんとも形容しがたい、どんよりした空気。
それだけ、会場一丸となって応援していた証拠だと思うんですが、ステージに立つ9人(ジェシー・神宮寺・真田くん・大我・美勇人・安井くん・萩ちゃん・石垣くん・後藤くん)は、大変だったと思う。
この空気を変えるのは難しい…
みんなも口々に「ストラックアウトって凄いんだよ」「俺には絶対無理」と言ったり、別の話で話をそらしたり…それでも岩橋くんは戻ってこないし、会場は微妙な空気だし…
そこでですよ…
耳を切り裂くような奇声…
神宮寺「フォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!楽しんでいきましょうよ!!!」
えっ?HG(ハードゲイ)?
ではなく、あれは…チンパンジー時代(調子乗りまくりサマリー期)の神宮寺!?ここ1年半ほどMCでは大人しくて真面目ばっかりだったのに…(泣)あんたってやつは。
【吉報】神宮寺、岩橋くんの戻りやすい空気を作るため、会場のどんよりした空気を変えるため、昔のキャラを引っ張り出して頑張る。
神宮寺の友だちも「神ちゃんが岩橋くんのために、なんか頑張ってる(泣)」とか言っていた。※CSで放送して
本当、神宮寺って最高!M誌の「恋人にしたいJr大賞」の1位が神宮寺じゃないとか、みんなマジ見る目なさすぎ。神宮寺こそ『世界一(重い)恋人』
神宮寺のおかげかは定かではありませんが、岩橋くんは普通に戻り、無表情のままステージを見つめていた宮近にも笑顔が戻り(宮近は岩橋くんの母)、他のメンバーも一丸となって後半戦を前代未聞レベルで盛り上げまくり。
ファンも、出演者もこれ以上ないほど笑顔で終わったライブとなったのでした。
岩橋くんのファンとして、今回の公演に出演して暖かく見守ってくれた、安井くん、ジェシー、石垣くん、後藤くん、真田くん、美勇人、大我、萩ちゃん、神宮寺には感謝しかないです。
一生懸命祈りをささげてくれた松倉、見学席から「がんばれ!」と叫んでくれた慎太郎、顔面蒼白で見守り最後のアンコールでは誰よりも盛り上げてくれた宮近、他の見学のみんなにも。
ありがとうと言いたいです。
あと、ガムシャラスタッフの皆さん、最初に「おこ!」と書きましたが、冗談です。挑戦させてくれて有難うございました。
きっと岩橋くん自身、何年か経った後に「挑戦させてもらえてよかった」と思う時が来るはず。あんな緊張する体験…たぶんもう一生ないよ。
岩橋くん、本当にお疲れ様。