「岸キョリ恋愛」スピンオフだと?知るか、これが本当のスピンオフだ【鮫episode2.5】
※以下、「SHARK2」完全妄想ネタバレありスピンオフです。ドラマの概要と最近の時事問題を松雪と共に考察します。笑って読んでいただける想像力の発達した方のみどうぞ。
朔…じゃなかった、
作:私
登場人物はドラマ「SHARK2」でキーパーソンとして活躍中の音楽プロデューサー松雪と私です。
六本木通りをふらり歩いていると、疲弊しきった松雪が愛車のジャガーの前で駐禁をとられていました。
アラフィフともあろう大人が駐禁をとられ叱られている姿を見た私は、サッと目をそらし早足で松雪の側を去ろうとしました。
しかし、至近距離から見た松雪のサングラス越しの目に、大粒の涙が浮かんでいることを確認した私は、ついつい数年ぶりに松雪に声をかけたのです。
ちゃ「おい松雪」
松雪「…はっ、ちゃみんさん」
松雪は私の顔を見るとすぐにサングラスをはずし、深々と頭を下げそのまま顔を上げることができなくなりました。
これが、私と舎弟である松雪の再会だったのです。
タイトル「鮫~episode 2.5」
松雪「うっ、うっうっ(泣)」
ちゃ「どうした松雪…何かあったのか?話なら「「つるとんたん(うどん屋)」で聞こう、おごってやる」
私はぐったりした松雪を介抱しながら、「つるとんたん」六本木店へ向かいました。
個室に通された私たちは、過去の思い出話で盛り上がることもないまま、無言でうどんを食べました。これが俗に言う「むどん(無言うどん)」というやつです。
うどんを一通りすすったのち、松雪はとうとう重い口を開いたのです。
松雪「私が泣いていたのは、駐禁をとられたからではないのです。あの日先輩(ちゃみん氏)に拾われ食べた、一杯のかけうどん…あの味を心の支えに今まで厳しい音楽業界を生き抜いてきました。でも、もう限界です(泣)完全に方向性を見失いました」
ちゃ「松雪…話してくれるか?」
渋谷の暴れ龍という異名をとった松雪、あの頃の松雪は深夜徘徊は当たり前、日焼けサロンとカラオケを住処とし、ウィダーインゼ○ーを主食とするような不良そのものの生活を送っていました。
趣味で夜回り先生をしていた時代の私は、松雪と出合い、ある時は拳を交え、ある時はトレーニングに伴い、ある時は一杯のかけうどんを分けあい、更生しゆく松雪を見守ったのです。
最初は、「俺は誰も信じない。な、朔」と反抗的な厨二病であった松雪の姿も、心も、時間の経過とともに変化していき、カラオケを住処とし小室ファミリーの歌ばかりを熱唱していた影響か、松雪は「小室を越える日本一の音楽プロデューサーになる」という夢を叶えたのでした。
夢を叶えた松雪は、時代の寵児としてメディアの世界を席巻していきました。
私は立派に夢を実現した舎弟である松雪の前から姿を消し、松雪が私を探偵を雇い探していることを知りながらも、隠密の能力を最大限に利用し逃げ続けたのです。
あれから数年の月日が流れました。そして、久々の松雪は色グロの自慢の肌に一筋の涙を流しています。
松雪「もう何をしてもCDが売れないのです」
ちゃ「音楽などダウンロードすれば済むからな。お触り券でもつければいいだろ」
松雪「そんなことしたら、私のツイッターが炎上します(泣)私は一応バンドのプロデュースをしているのです。今までCDを売るために非人道的な行動も沢山してきました。全て合法ですし彼らのためそして会社のためだったのです。私だって雇われの身なのです」
ちゃ「…松雪。まだ独立してなかったのか」
松雪は、ルイ・ヴィトンのいやらしいカバンの中から、2枚のCDと少年たちのプロフィールが書かれた書類をとりだしたのです。
松雪「私のプロデュースしているバンドです」
私は促されるまま、BtSとクラファイの資料を確認しました。
ちゃ「落ちぶれたもんだな。聞いたこともない」
松雪「はい…。少し落ち目であること実感しています。しかし彼らで再起をかけたいのです、だから必死なのですが今、彼らのワガママに振り回せれているのです」
松雪はウジウジしました。
ちゃ「(イラッ)子どもに振りまわされるだと!?子どもなど全員「補導」してやれ、生意気なやつは補導だ!あの特訓の日々を思い出せ、松雪」
松雪「先輩…、怒らないで聞いてください。まずは概要を説明させてください」
松雪はヴィトンの中から更に、1枚のCDとSHARKのプロフィール資料をとりだしました。
松雪のプロデュースしているバンドは2つ。
1つ目は「クラウド5」というバンドで、松雪があの日カラオケで熱唱していた「L⇔R」を彷彿とさせる90年代らしき、爽やかなサウンドが売りのバンドだそうです。
2つ目は「Behind the Scene」、ヴィジュアル系バンドソングを持ち味としていますが、メンバーの装いはK-POPであり、松雪さえも手を出せないほど才能に溢れたボーカルを有しています。
松雪「私の推しメンは、BtSの旭くんです☆」
ちゃ「私も☆☆」
そして、複雑なことに「クラウド5」で発生した内部紛争により、SHARKクラファイBtSの、メンバーの入れ替わりが生じ、その内部紛争の発端や全ての恋愛などでのイザコザが、まるで松雪の責任かのように言われ、松雪はショックを受けて路地裏で泣いていたところ駐禁をとられてしまったということでした。
ここに、前述したSHRAKなる松雪に関係のないインディーズバンドも絡んでいるため、右も左もバンド、そして口論とのこと。
松雪「そもそも私は、依頼を受けてプロデュースを行ったのです。それなのにアイツ(朔)…私を睨みやがって(ギリリ)」
ちゃ「松雪は会社から言われた仕事をしたわけだな」
松雪はクラファイをクビになった皓太を心配し、親切にも新たな食いぶちを斡旋したのにも関わらず、皓太の親友であったはずの朔は、松雪を悪者のごとく軽蔑の顔で見つめたそうです。
そんな目に松雪には見えたそうです。
松雪は根っからのシャイであるため、彼らに厳しい態度をとってしまい、すっかり誤解されたのでしょう。
朔くんに期待を持っていた松雪はショックを受けました。
松雪「私、悔しくて言ってやったんです。旭くんの独創的な世界観の音楽を聴いて呆然としている朔に…「旭の創る音楽は君と違って完成されていて、「俺も」触れられない。なぜ皓太がBtSを選んだかわかったか?(まいったか!)」って、心を鬼にしました」
ちゃ「「オレ?」普段自分のこと「オレ」って言ってるのか。ずいぶん偉くなったものだな」
松雪「はっ///お恥ずかしい」
ちゃ「まあ、大した話じゃなかったが概要はわかった。その朔ってのに仕返しできたんだからよかったじゃないか」
松雪「朔くん、凄くショックを受けていました。。…彼らまだまだ問題が山積みなのでとっても心配です。私はプロデューサーなのでどちらのグループにも切磋琢磨し売れてほしいのです」
ちゃ「松雪の評価に関わるからな。両方失敗したらクビかもな」
松雪「雇われの身ですから。実は、私の推しメンである旭くんが昔、海くんが所属していたバンドSHARKの、亡くなったカリスマボーカル和月くんの弟であるという美しいドラマもあって、それをどのように解決するかもポイントになってきます」
ちゃ「それ、あんた関係あるの?」
松雪「ありません」
ガチャ!!
ちゃ、松雪「!?」
イエス「松雪さ~ん、迎えに来たわよ~」
松雪「サマンサ!!」
ちゃ「友達?」
松雪「私の秘書です」
イエス「こんにちわ~。あらやだ、密談?」
ちゃ「どうも。ところでブラジル風のあなた、サッカー好き?」
イエス「もちろんよ~」
ちゃ「今朝ブラジル戦みた?」
イエス「もち、の、ろん!」
松雪「(-_-)」
ちゃ「ワールドカップどこが優勝すると思います?」
イエス「私は、ドイツだと思うわ~」
ちゃ「ブラジル風なのは見た目だけってか!」
はっはっはww
ちゃ「実は自分もドイツの初戦と昨日のブラジル戦を見てから、ドイツ優勢かなと思い始めてる」
イエス「あらいやだ~同じじゃない!でも日本に生息する民としてはやっぱりね」
ちゃ「ええ、」
ちゃ、イエス「頑張れ!日本!」
キャッキャww
松雪「(ぽつん)」
(ぽつん)
(ぽつん)
松雪は、にわかですらなかった。
っていう、妄想。
以上、
シャークはサッカーあるから来週休みです。
※本当に今日こそ確信しましたけど。私、全体的に疲れてますね。