【UZEEEEEEE】見た目はイケメン中身はOL【但し美少年に限る】
数年前に中学校のころからの友達が結婚したんですよ。
何度も言いますが私は「えなり・もこみち・kagero世代」なんで、もうね会社とかでも結構アレな感じで。
実はバリバリBUDDY!(@V6)な感じで働いてるんですけど、ほとほと疲れきって、たまにユンケル皇帝ロイヤル飲んじゃうくらい疲れきってるんですけど生きて元気に暮らしてます。
そんな私と同じ年の友達が結婚相手に選んだのは、10歳も年上の会社の上司だったわけです。
まあ、俗に言うイケメンですよね。
学歴もあるし、もう独立したけど大企業に勤め、結婚当時は36歳とかそれくらいだったかな?正に働き盛りのバリバリBUDDYですよ。
昔はそれはそれはモテたらしく、流した浮世は数知れず…広げた高校時代の写真はジャニヲタの私ですら認めるほかないジャニーズ系。。。森継とかあんな感じかな。
結婚当時は美男美女カップルとして私も羨ましく感じたものです。最初だけな。
ここで言いたい!!
岩橋くん…いや、岩橋くんだけじゃない。
平成生まれの男の子たちよ。
もはや(かっこいいからといって調子に乗りまくっている)全部のイケメン男子に言える。(雰囲気イケメンも含む)
魚で言えば「しらす」のような草食男子たちよ。「稚魚」よ。
そのまま大人になるなよ。
今のうちに痛い目にあっておくべきだ。さもないと、おっさんになってから嫁の友達にうとまれるぞ…。マジだ。
中学の時の友達とは本当に仲が良く、今も頻繁に集合します。
全員が都内近郊に住んでいることもあり、結婚している子も理解ある家族に恵まれ3カ月に1度は童心に戻りくだらない会話をできるそんな関係なのです。
友達っていいよね☆
本当に大切にした方がいいと思います。
仲良し6人組。
ちび6みたいなものだった。
中学校のころから変わらない、ずっと6人。
このまま、おばあさんになっても変わらないよね。そう思ってた。
そう思ってたんですよ。
何か違和感感じはじめてたけど、まさかと思ってたんです。
15年目の真実とか、そんなオカルトめいたこと信じたくなかった。
でも私の第六感が言ってるんですよね。
下手したら、鬼太郎みたいな感じで妖気を感じて髪の毛がピンと立っていたかもしれません。
薄々とは感じてたんです。
でも、気づかないフリしてた。
だって誰も言わないから、知らないフリしてた。
頼んだピザが一枚足りないって、お土産のケーキが一つ足りないって、ビールがいつも足りないって…
足りない?
そんなはずないよね。だって人数分買ってきてるもの。
明らかに1人多いYONE?
なにか、おっさんのシルエット混ざってるYONE?
友達の旦那がなぜかいつもいる。
私たちは、ちび6ではなく
もはや「7人の侍」だった。。
「望みを叶えるには、流れ星が必要なんや!!」って、わたし誘った覚えがないけれど、一応隣に座ってるのでシンメかな?と思って見てみたんですよ。ほら、シンメって本人の意図しないところで決められていることもあるし。
いつの間にやら、コイツと私シンメになってたのかな?って。時間の経過とともに感覚があっていってシンメになるのかな…って。
でも違いました。
私のシンメなわけではないんですよ。
むしろ友達の旦那なんで「友達のシンメ」かな?って聞いたのですけど、友達も「知らない」の一点張りですよね。
もちろん誰のシンメにもなれない。だって元ジャニーズ系とはいえ、すでにおっさんですから。
誰も…残念ながら、誰も誘ってないんですよね。
新時代の7人の侍になったるで!とか誰も思ってませんし。すでに平均年齢高すぎて、新時代に爪痕残すのは難しいと思われますし。
もはや嫁さえも、驚愕しているわけです。
「ごめん…またついてきちゃった」って下を向いているわけですよ。
趣味でも作れよ。釣りなんかどう?って言いたい気持ちです。
しかし、友達のダンナはとんだオトメンだったのです。
オトメンどころか、若いころイケメンでもてはやされたことによる、周囲の感情を察知する能力の欠落。ですよね。
自分は愛されてるのでどこにでも歓迎される。そんなふうに思ってるんです。
私、わからないんですけど。
日頃、気をはって主婦業に専念している嫁を休ませてやろう。愚痴でもこぼさせてやろうそう思うのが人ってもんだろ!?しかも女(っていうかすでにばばあ)の女子会()みたいな騒がしい集まりに参加って嫌じゃね!?私だったら嫁がいないのいいことにキャバクラか風俗行っちゃうのに。※最悪
KY(空気読めない)じゃなくて、KY(空気読む気ない)って感じですね。もはや。
まあ、我々も大人。
クリスマスパーティをした際、3000円分のプレゼント交換をすることになり、会場には当たり前のように自分も3000円分のプレゼントを持参しワクワクしている彼がいても。※しかも私に友達の旦那のプレゼント(電動歯ブラシ)が当たったんだぞ!!
BBQに行きたいと自分が言い出し、設営時も全く役に立たず戦力外通告され、我々が組みたてている最中、見知らぬ犬と遊んでいても。
ピザを発注した際「わーい!ピザ大好き~」等といい、人数を無視し一人だけ大量に食べ私の分がなくなってしまっても。
バーでの女子会に参加した挙句、そこでサプライズ発表された別の友達の「私、結婚します!」宣言に何故か一人だけ号泣していても。※これ、ホント良くワカンネ「おめでとう、おんおん」とか泣いてた。、
我慢しました2年間。
夫妻には3歳になる子ども(巨大)もいますし、おもりの役割の名目もあるのかな…と思っていたんですよね。
だがな、赤ん坊も幼児になり。
おもりなど我々で十分となった。もう不要。ついてこなくてよろしい。
「YOU帰っちゃいなよ」
驚くべきことに、私たちは友達が結婚してから全て7人もしくは7人+子どもという組み合わせで会っていたのでした。
私はうんざりしていました。
彼は非常に純粋であり、モテてていたということが理解できるレベルの甘え上手の構ってちゃんであり、お姉ちゃん属性の私としては「仕方ねぇな、ついといで」とついつい言いたくなる存在でした。※だが、相手はおっさん。
友達の手前もあり気も使っていた。
そんな時、一人の友人が言ったのです。言ったというより、言ってくれたというべきかもしれません。
①「○○さん、これからも一生毎回ついてくるのかな…」
②「・・・」
③「・・・」
みんなが同じ気持ちであったと知り、我々は決断したのです!!
数年越しの決断でした。
それから数週間経過した去年の夏、私たちは日帰り旅行を計画し、初めて友達の旦那をおいて那須へ出かけました。
仲間はずれみたいで申し訳ない気持ちもあったけど、家庭に詰め込まれて疲れてる友達の息抜きのためにも仕方ないよね。
これで私たち、今まで通り「ちび6」に戻れるね!!
実に清々しい気持ちでした。これからもたまには女だけで集まろう!そんな話をしましたが、私たちは全員心の奥底に申し訳ない気持ちを抱えていたのです。
「友達の旦那…ごめん」
私たちは彼にGOMENの気持ちを込め「御用邸のチーズケーキ」をお土産に買い、日帰り旅行は滞りなく終了しました。
気持ちは女っぽいかもしれないが、一応男。
しかも、酸いも甘いも経験した大人の男性…きっとこれからは嫁を自由にしてくれるであろう。
そう信じ、後日友達の家に遊びに行ったのです。
当然のように待っていた友達の旦那は言いました。
「俺だけ行かなかった那須のアルパカは可愛かった?」
「俺だけ誘われなかったから家で寝てたんだよ。ひとりで」
私は、拳を握りしめました。
こいつ…
友達の一人が言いました。
「そんなに奥さんが心配なの?優しいですね」
彼は光の速さで答えました。
「違う!オレは一人だけ誘ってもらえなかったのが寂しかっただけ」
知ってはいたけど。
こいつ…
嫁が心配なわけでも、息子(巨大)が心配なわけでもなく。
ただ単に、私たちのこと友達だと思ってね?女の子同士の。
もうね。
思わず歌いたくもなりますよね。。
「もしかしてだけど~もしかしてだけど~ディズニーシーまで参加するつもりなんじゃないの~」
「そーゆーことだろ?」※どぶろっく
おわり
※女子化した男子たちは、今すぐ正道会館への入門を!!イケメンなので許されると思ったら大間違いだ。人間は顔面にあらず