【ドリボJET】ざんばらバラバラ、サーキットを制す【ってなんなの?】
※以下、ドリボJET完全ネタばれ注意な私の感想。見てない人には理解不能です、恐らく。
それはさ、私も言ったよね。
マッチさんに…いや、、
YUTA(玉森)の父さんにさ。。。
もちろん帝劇で大声を出すなんてマナーの悪い真似はできないから、心の中でですけど。
「相手(警官)拳銃もってっから、そんな特攻したらお約束のヤツだぜ!」
ってな。
だけど、そんなの無視だよね。
愛する息子(YUTA)を守るためだもんな。育ててなくても、大事な息子ってわけだよな。
「激しい痛みが身体を 電光石火につらぬき」って言いながら、マッチさんの腹に「青い稲妻」が炸裂するのを見た我々の気持ちわかってる?
撃たれるな、ってわかっていながらその瞬間を見守る気持ち…
「24時間テレビ」で「負けないで」がどのタイミングで歌われるか予想するより簡単な、お約束のやつだった。
それはさ、あんなに反発してたYUTA(玉森)だって泣くよ。
自分は実は孤児でなくめっちゃ身近に父と母がいたということが大人になって判明し、完全にコネで映画の主演が決まってたってことがわかって困惑して数分しかたってなくても、、
「父さん!!」
って荒ぶるよな。
あんな結末(父親が目の前で撃たれて死ぬ)、原因が自分すぎて、、泣くよな。
私だったらとっくに冤罪だろうと逮捕されて、弁護士をつけて正面から戦ってるぜ。
だってやってないんだから。
証拠不十分すぎて捕まったところで余裕で不起訴だ。
少し疑われただけで、萎縮して逃げる…
これ、ゆとり世代の悪い癖だぜ。
サーキットの事件だって、なんだか知らんが細工されたマシンの部品の指紋かなんかを調べたり、もっと厳しく取り調べしてればこんなに話はでかくならなかったはずだ。
一番大きな原因を作りだしたふっかは尋問すれば、二秒で吐いてたはずだ。
「俺が鳳さんに言われてやりました。脅されてたんです」ってな、目を見ればわかる。
あれは正直者の目だ。
でもYUTAは逃げた。
両親(鳳さんとマッチ)に「俺(マッチ)のガレージに逃げろ」って言われたから。
皮肉なことに、こんなところで!?って場面ではじめて家族(鳳さんマッチYUTA)がコラボすることになった。
そして、「ギンギラギンにさりげなく」父さんの儚い命は散ったわけだよな。警官の発砲によって…
死に際も実に派手だった。。
質問したらきっと父さんはこう答えるよ「そいつが俺のやり方」だってな。
でもさ、ひとつ言わせてほしい。
「お家騒動」に巻き込まれた、ふっかの精神状態が一番心配だけど大丈夫なの?ってこと。
権力と恐らく金の力をもつプロデューサー(鳳さんは映画プロデューサーであり実はYUTAの母)の「天使のような 悪魔の声」に流されて、メカニックという仕事のくせにKENTO(千賀)のマシンに細工し事故を引き起こす原因になったこと。
マシン細工事件が発端となり、KENTOの舎弟である岩本照が暴走してYUTAを襲い、もみ合って心臓病のこどもタケシだかヒロシだかサトシ(YUTAの孤児院の後輩で実は弟)が岩本を刺すというセンセーショナルな事件に発展したこと(実際はYUTAが罪をかぶった)
みんながふっかを許したみたいな件で、道化を演じて「俺悪くな~い」とかあっけらかんとしてたけど、あれは精神崩壊してあんな風に言って見せたんだと私は解釈した。
あんな風に、楽しげに踊っていたけれど…
きっと心は「ざんばらバラバラ」だったに違いない。
最後は笑ってたけど、そこんとこどうなの?
天国の父さんからの声で、YUTAを棟梁としたレースチームが発足したみたいだけど、その中にふっかいる?
それだけが知りたい。
その子、言われたら細工とかしちゃう前科持ちだけど平気??
っていうのが、ドリボJETのストーリーに対する感想です。
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